10月になりましたが、みなさまにはお変わりありませんか?
職場が変わって2カ月、未だ慣れません。
年を取ってから職場が変わると言うのは、なかなか大変なものです。

ところで・・・
7月下旬、仙台に住む一人暮らしの叔母が亡くなりました。
そして、9月下旬、やっと片付きました。
もちろん私が後始末をしたわけではありません。
私は2度ほど掃除に行っただけです。
叔母がどこに住んでいるのか(仙台市内に住んでいることはわかっていましたが)よくわからない、音信不通に近い状態でした。
ですが、叔母は自分に何かあったときには、甥である私の弟を身元保証人にしていました。
そして、7月上旬、スクーターで買い物に行き、スーパーの駐車場で転倒し、入院・手術をしました。
当初、叔母は病院に身寄りはないと話していたようでしたが、そうは行かず、病院から弟へ連絡がありました。
そして、叔母と話しをして、叔母の通帳を受け取ると入院費の支払いやその他もろもろの手続きをしたようです。
手術も無事済み、リハビリも順調にし、もうすぐ退院できるかもと話していた矢先、具合が悪くなり看護師を呼んだあと、そのまま意識不明となり、あっと言う間に亡くなりました。
外科で入院していたのですが、看取りは内科医。
もちろん、病院から連絡があり弟や兄・兄嫁である私の父母も駆けつけましたが、病院に着いたときには意識不明だったようです。
死因は「ウィルス性ショック死」とのこと。
叔母は10年ほど前にペースメーカーを装着する手術をしており、その時にバイ菌が心臓近くに入り込み膿が出来てしまっていたが、その時は広がらずしばらくするとそれは袋状のものに包まれた状態になっていたようです。
そして、10年後、何かのきっかけで袋が破れ、血管を通ってあっと言う間に身体中に広がり、死に至ったということでした。

一人暮らしで、特に付き合いもなかった人ですから、葬儀は質素に身内の身内(弟・父母・私の実家の隣のおばさん・私)だけで済ませ、実家で檀家になっているお寺さんでお経をあげてもらいました。
ここまでは大したこともないんです。問題はここからでした。
仙台市の公団アパートに住んでいたのですが、こちらの遺品整理と掃除と役所や福祉関係への手続き。
遺品整理に関しては、整理屋がいるのですが、これが結構な金額がかかるらしい。
そこで、大きなものは引っ越し業者にたのみ、叔母の実家である私の実家へ運びました。
そのほかは、弟と父とで軽トラックを使い、何度か荷物運びをし、掃除をしました。
その間に、弟はあちこちの手続きをして回りました。
叔母の住んでいるところと、実家とでは70キロほど離れており、移動は高速道路。とにかくお金がかかったそうです。
8月に厚生年金が叔母の口座に振り込まれる予定だったので、振り込まれる前に手続きをして、止めなければなりません。
止めないと、搾取と取られかねないですから。
8月には振り込まれないように手続きして、役所の人間からは「大丈夫です。」と言われていたのに、何故かちゃっかり振り込まれていたとのこと。
これって、結構大変なのね。本人でないひとが口座からは簡単にお金は引き落とせないし、引き落としたあとは仙台まで持っていって返さねばならないし。
2重、3重の手間がかかります。まったく、お役所ってところは・・・・やれやれ・・・
また、叔母は墓地も購入していたようですが、これが実家から遥か遠く離れた場所にあるので、そのようなところには誰も墓参などできるわけもないので、叔母には悪いがキャンセルすることにしたそうです。

なんだかんだと長々と書きましたが、人が1人死ぬというのは、本当に大変なことです。
とにかく、何人もの人に甚だ迷惑をかけるわけでして。
私もこうなるんだね。息子夫婦、娘がいるとはいえ・・・・
一番大変だったのは、弟でした。頼りの父母は結構な高齢者ですから、ほとんど役には立ちません。
片付けに行っても、ぽんぽん捨てることができず、書類を1枚1枚確認していたり、遺品を丁寧に見ていたり・・・・
私が行ったときは、良く見もせず、次々とゴミ袋に押し込んで、あっと言う間に片付けて差し上げましたが^^v
2017/10/02(月) 15:56 UNARRANGEMENT PERMALINK COM(0)

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