まだ梅雨が明けてない、宮城からこんにちは。
で、今日は雨かと言えば曇りです。どよ~んとして蒸しっとしております。

さて、昨日、休みだったあたしはまず病院に行って糖尿病の薬をもらい、遥か離れた映画館で「ハリーポッターと謎のプリンス」を観、次にまた、遠く離れた場所にあるグループホームに行って来ました。グループホーム(次からは面倒なのでGH^^;)ってわかりますか?わりと健康な高齢者達が寝起きを共にしながら生活している場所です。認知症はOKです。つまり頭がしっかりしていても寝たきりの人は入れないところです。
あり?短期間だったら大丈夫だったかな(・・?
んで、何故GHに行ったかと申せば知人が入所していると聞いたからです。
彼女と知り合ったのはもう10年も前になります。そのとき、あたしはぼらんちあをしていました。内容は家事援助と風呂の見守り。彼女は独居で心臓も弱いということでぼらんちあの要請がきました。あたしがお邪魔して初めにすることは風呂掃除。そして湯をはります。その後、彼女が風呂に入り、その間、あたしは掃除をしています。心臓が弱いので、誰かがそばにいない時じゃないと、彼女は風呂に入れないと言うことです。風呂から出てくるのが遅ければ何かあったと気付き、風呂を覗くわけでして、倒れていれば救急車と呼ぶっ!ということになります。
そのぼらんちあは2年以上続いたのですが、あたしが仕事を始めたものですから、ぼらんちあは辞めることになり、彼女とはそれっきりになりました。
それから数年。近所に住む女性がそのぼらんちあの担当になっていて、ひょんなことから彼女が隣の市にあるGHに入所したことをしりました。そのGHは私の実家から車で10分ほどのところにあり、「これは神のお導きか?」と思い、訊ねて見ることにしました。彼女はいましたが、認知症が進み、あたしを見ても『どこのどなたか存じませんが@状態』でした。それでもあたしをさも知っているように振る舞い、話しはとんちんかんでしたが明るく笑っておりました。実家に行くことはよくありますが、子供たちがいっしょだったり、忙しかったりと、GHにはその後なかなか行けませんでした。それでもようやく行けたこともありましたが、病院に行っているということでお目にかかれませんでした。

そして、今の仕事に入ってから、彼女の名前を耳にすることがあり、聞けば彼女はGHに入居する前から「まもりーぶ」の利用者だったようです。その後隣の市にあるGHに移っても「まもりーぶ」を利用していたようでした。

最後にあったとき「また来るからね」と言ったあと会ってはいなかったので、隣の市にある「まもりーぶ」の専門員に「その後の彼女」について聞いてみました。そうしましたら、別のGHに移っているとのこと。そこで昨日、会いに行ってみました。

たぶん会ってもあたしのことは全くわからないだろうと思って行きましたが、案の定・・・というより前にお目にかかったときよりひどくなっていました。『自分の全くしらない人間が自分を訪ねてきて、懐かしそうに話しをしている。でも自分はさっぱり思い出せない。』という状態だったようで、彼女は「私は脳膜縁になって、頭が馬鹿になったの。昔のことは全然思い出せない。思い出そうとすると頭が痛くなる」とのこと。
また、ぼらんちあでお目にかかっていたときの彼女はよく笑っていたのですが、昨日は一度も笑い顔を見せてはくれませんでした。ごめんなさい、ごめんなさいと何度も謝る彼女にあたしは来た事を後悔しました。と言うか自分の「会いたい」という気持ちを優先させて自己満足していたのですね。認知症の老人でも十人十色。誰だかわからない人でも喜んで迎えてくれる人、「知らない(と思っている)人」でも色々話したがる人、彼女のように「知らない人」には会いたくないという人。
もう二度とお目にかかることはないように思います。
それにしてもあたしっていうのは本当に自己チュウですね。自分が会いたいと思ったから会いに行く、相手のことや回りのことはこれっぽっちも考えていなかった。
もう少し思慮深くならなくてはいけませんね。

2009/08/02(日) 13:56 UNARRANGEMENT PERMALINK COM(0)

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