これまでうーんとがんばってきたイグアナのりゅうびでしたが、去る7月25日息をひきとりました。この日、私は仕事で家にはおらずまた息子娘も部活で学校に行っておりました。私が帰ってきたのが午後5時ころ。このときにはすでに娘は帰宅しており、りゅうびがトイレじゃないところにやってしまったうんちの片付けをしていました。
娘が「りゅうびの色が変だし、ぐったりとなっている」といいます。
みればまだらなこげ茶色になり部屋の隅でくたっとしています。この病気になってからの体の色は茶色になっておりましたが、これとはまた違う色になっていました。この日はとても暑かったにも関わらずりゅうびは陽のあたる出窓で寝そべっていたようです。ですが、この状態は数週間前にもあり、その時には水分不足の脱水症状だろうと思い、水を与えました。このときは水を鼻先に持っていったところ自分で飲みましたので、今回も水を飲ませようとしました。ですがりゅうびは飲もうとはじませんでしたので、シリンジ(針のついていない注射器)で無理やり口に入れました。合計で10ccくらいだったでしょうか。まもなく驚いたように走り出しました。信じられないほどの速さでです。そして温室に入り込むとさきほど飲ませた水なのでしょうか、透明でどろっとしたものを吐きました。それから2分くらいたったころ、口を大きくあき「ケーっ」という音がし、吐きそうな様子をみせました。ですが何もでません。また口をひらきケーという音がします。これを10回くらい繰り返したあと小さな呼吸をし、それきり動かなくなりました。
「りゅうび、りゅうび」と声をかけてもゆすってもまったく反応してくれません。
娘とふたりで泣くしかありませんでした。ですが、この日は劇団四季のファミリーミュージカルが隣町であり、チケットを購入していました。でもいく気力はなく娘も「行きたくない」といいましたので、だれかに差し上げようとTELしてみましたが、急なことで誰も行く人がいませんでした。そのうち息子が帰ってきてりゅうびのことやミュージカルのことを話しましたら「泣いたり眺めたりしていたってりゅうびは生き返らないよ。もったいないから行ってきたら?」と言います。そこでグズグズしている娘を引っ張って会場に向いました。着いたときにはもう半分終わっていて休憩に入っておりました。半分だけ観た「JOHN万次郎の夢」はよくわからなかったけど、何となく面白かった・・・ような・・・
終わって帰ってきて眠っているようなりゅうびの顔を見てまた母娘で大泣きして、それから「明日」のことを考えました。こういう時って何かと「ある」のよね。
たとえ東北といっても夏は暑いです。梅雨が明けなくても暑いです。ですから火葬は明日中にせねばなりませんし、明日はちょうど仕事が休みですし、明日を逃せば1週間後になってしまいます。(土日は休みだと思っていましたので)
火葬は職場の人から隣町にあると聞いていましたので、明日隣町の役場に尋ねることにしました。しかし、明日もうひとつ問題があるのです。映画の予約を入れておりました。「明日」は『レディスデイ』。いつもより混むでしょう。そして夏休みです。いつもより混むでしょう。まして観たい映画は大人気俳優J・デップ主演「パイレーツ・オブ・カリビアン」。これでは希望の席が取れないと思い、2~3日前にネットで予約を入れておきました。これってキャンセルはきかないんです。やはりこれも行かねば・・・(/∀\)

最後の晩、りゅうびはマット(いつも寛いで寝そべっていたマット)に包まったままママと寝ました。

次の日、さっそく役場に連絡したところ、とても親切な公務員が対応してくれて火葬場の電話番号と行き方を教えてくれました。火葬場といいましてもそこは公共の「ゴミ処理施設」。通称「クリーンセンター」・・・に電話してみました。ここでも電話の対応をしてくれた人は大変親切で「イグアナも4000円で火葬します」ということでした。ちなみに犬は4000円、ネコは2000円、ネコ以外は4000円ということでした。
午前は用事があるので午後からお願いしたいといいましたら、3時には来るようにとのことでした。りゅうびヒトリ残して行くのはとても辛かったのですが、いつも寝そべっていたペット用マットと最近寝るときに使用していたマットを使いりゅうびを包むと家の中で一番涼しい場所(我が家で一番涼しい場所は脱衣所)にそっと寝かせると母娘は隣りの隣りの隣りのさらに隣りの街に飛び出していきました。
2006/08/02(水) 16:08 UNARRANGEMENT PERMALINK COM(0)

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