
寒い日が続きますが、みなさまにおかれましてはいかがお過ごしでしょうか?
本日、建国記念日は仕事がお休みですので、宮城県北部にある東和町米川で行われた奇祭に行ってまいりました。
(じつは、はぢめて見ました。見たい見たいと思っていたのですが、今年やっと見ることができました。)
このお祭りは860年ほど前から伝わる『米川水かぶり』と申しまして、「国指定重要無形民族文化財」に指定されている火伏せの祭りです。
毎年2月の初午の日に行われるものですが、今年は休日にあたりましたので、はぢめて見物に行くことにしました。
画像には、不思議な格好をした人たちが映っていますが、彼らは顔と掌には墨を塗り、藁で作った装束を着用して、「神の使い」になり、2キロほど歩きます。
ただ歩くのではなく、各家ごとに水を入れた桶を用意しており、神の使いたちが、桶の水をその家の屋根に勢いよくかけて歩きます。(ゆっくりではなく、むしろ駆け足)
そして、見物人は神の使いが付けている藁を抜き、抜いた藁は自宅の屋根に置いておくと火事にならないと言い伝えられております。
ただし、1年でもこの祭りを休むと大火が起こるとされており、860年もの長きに渡り、取りやめることもなく続いてきました。当然のことながら、この地区にこれまで大火はないとのことです。
もちろん私も藁を数本引っこ抜いてきまして、今は玄関に置いておりますが、2階のベランダに置いておこうかと思います。
屋根?屋根には登れません(^^b
まつりに派手さや、きらびやかさはなく、時間もあっと言う間に終わってしまいます。
でもなんか、、、、面白かったです。
また来年も行ってみたいと思います。
来年の2月の初午は平日ですかね? お休みを取って行きます。