
我が家のあらた君も満6か月を過ぎたため、去勢手術を行うこととなりました。
オペ日は9月19日、シルバーウィーク初日。
オペ後のことを色々考え、この日を選びましたが、正解でした。
予約の電話を入れたとき、前日は遅い時間帯の食事と水分摂取はさせず、また当日朝は食事も水も与えないで、10時まで来院してくださいと話されました。
いつも、夜中まで餌を食べ、水を飲んでいるあらた君がはたして耐えられるだろうかと心配しました。
いよいよ当日、10時5分前に受付。その後、7~8室ある診察室のひとつへ通され、少々待たされたあと、スタッフさんが来て体重測定。その後、ドクターが来て、わたしと娘ははあらたのあたまをなでながら、スタッフ2人は手足と胴体を抑え、ドクターは足の内側に注射針を刺しました。
3本目を刺したとき、ドクターが「今、麻酔を入れています」と言い終わらないうちに、あらたが舌を出し始め、わたしが驚いていると「麻酔を打つと舌が出ます。噛んでいるわけじゃないので」と、こちらも言い終わらないうちに、あらたはぐったり。そのぐったりしたあらたをスタッフはさっと運んでいきました。
ドクターは「すぐ目覚める麻酔なので時間との勝負です」とのこと。
この動物病院はいつも混んでいますが、オペ日は特に混んでいて、ドクターはあっち診察室、こっちの診察室と動き回り、「あらたのお玉取りはいつするんだろう?」と思っておりましたが、しばらくするとスタッフに呼ばれ、入院部屋(入院しているペットたちがそれぞれケージに入れられている)に行くと、エリザベスカラーを巻かれたあらたが手足を震わせながらぐたっと横たわっていましたが、わたしと娘を見るとよたよたと立ちあがり近寄ってきました。ですが、この日は病院お泊まりでしたので、あたまをなでただけで帰ってきました。
健気で健気で泣きそうになりました。
その後、わたしと娘は泣き泣き自宅へ戻った・・・・のではなく、隣街にある映画館に出かけ「天空の蜂」を見てまいりました。(すっごい、面白かったです。モックンがよかった。)
次の日、あらたを迎えに行きましたらスタッフに入院部屋に連れていかれました。
そこには、いつものあらたとは似ても似つかない「フーッ、シャー」とうなる凶暴そうなあらたがおりました。ケージの外側には「この子は飼い主さんに出してもらってください」との附箋が貼られてありました。
わたしがケージからあらたを出し抱きしめました。しばらくすると、やっと落ち着いてくれましたが、安心するのは早かった。帰り際に注射1本と点滴5分。
やっと帰ることができました。
自宅に戻ってからは、あらたのお世話がなにかとたいへん。カラーが邪魔して、食事や水のみが上手くいきません。なので、カラーとあらたの口の間に皿を持っていって食べさせたり飲ませたりしていますし、トイレはおしっこはなんとか大丈夫ですが、大便をしたときにはすぐに猫用泡シャンプーでふき取ります。
肛門はオペ前もずっと拭いてはいましたが、汚れが取れにくいときにはお湯で洗い流しておりました。しかし、オペしたばかりなので、お湯をかけるわけにはいきませんので、お尻についた便が乾燥するまえにウェットティッシュと泡シャンプーでふき取り。
オペ後、2日後から抗生物質を飲ませ始めたのですが、これのせいで下痢がはじまりました。
そして、今日も受診し、整腸剤を投薬。次回は3日後に通院予定です。
抜糸は来週末あたりと思われます。長い・・・・・
かゆいところもかけないし、食事取るのも不便だし、いつもはするりと抜けることができる狭いところもカラーがぶつかってしまうし。
以上あらたの近況報告でした(笑)